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Wolfhound Monthly

アイリッシュウルフハウンド雑記帳

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IWの急性肺炎 知っておきたい初期症状


アイリッシュ・ウルフハウンドの急性肺炎はとても怖い病気です。何が怖いと言って、一般的な犬の肺炎とは経過が異なり、最初の症状が出てから非常に進行が早いこと。数時間前まで元気だった犬が、半日〜1日で死に至ることもあります。

初期には典型的な肺炎の症状があまり出ないのも、怖さのひとつ。肺のレントゲンに異常なし、高熱も咳もなし、血液検査も異常なし。それでも肺炎が疑われたらすぐ投薬が必要です。この犬種に慣れていない獣医師では、誤診や見過ごしも多いので、飼い主の予備知識の有無も重要です。

では、どうして肺炎とわかるのか。わかりにくい初期症状を知っておくことが、とても大事です。普段と少し違って少し元気がない、だるそう、息が少し苦しそう、食欲減退などともに、よく言われるのが特徴的な「頭を下げ、首を伸ばす」しぐさ。この姿勢が出たら肺炎と思ってください。肺炎になった犬のこの「首を伸ばす」しぐさを動画で撮った方がいたのでシェアします。再生音量を大きくしてみてください。呼吸音がおかしいのもわかります。

Pneumonia in an irish wolfhound from Per Arne Flatberg on Vimeo.



最初は、こんな動作は普段もするよ、と思われるかもしれません。動画の最後の方が一番わかりやすいかな。普段、頭をわりと低めに下げていることが多い子でも、こんなふうに首を前へ突き出すように伸ばすことはないと思います。肺炎で息苦しいので、少しでも空気を取り込もうと、こういう動作をするのだそうです。

肺炎について詳しくはこちらをお読みください。
急性肺炎 http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html
IWの急性肺炎:診断と治療(獣医師向け)http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_55.html
肺炎の症例報告 http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_84.html

動画の犬は5歳の元気盛りの男の子。最初に症状に気がつく2時間前までは、元気で食欲もあり全く普段どおりだった。その後散歩に出かけたときに少し動きがおかしく、さらにそのあと「首を伸ばす」しぐさが見られたので、すぐに病院へ行き治療を受けた。回復に時間はかかっていますが、危ない状況は脱したようです。

ウルフハウンドの急性肺炎については、以前にも何度か記事にしたり、オフ会の勉強会でも取り上げたりしていますが、新しい動画投稿があったので、この機会に改めて記事にしてみました。手遅れになることが何より辛いですから…。

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