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Wolfhound Monthly

アイリッシュウルフハウンド雑記帳

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IWの避妊去勢手術


避妊去勢手術。Facebookの海外コミュニティなどを見ていても、定期的に「いつしたらいいの?」「すべきなの?」「気をつけることは?」といった質問が出るテーマです。先日もそんな話題が出て、そういえば自分のサイトに記事を書いてなかったなぁと、いまさら気がつきました。下記リンク先にウルフハウンドの避妊去勢手術について大切な点をまとめたので、する、しない、いつする、の参考にしてください。

https://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2017/08/blog-post.html

ついでに、この機会にいろいろな病気などについても目を通して、おさらいをしていただけたらよいかも。
トップページはこちらから:Wolfhounder

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New Revised Standard スタンダード改定

ご存知でしょうか。アイリッシュ・ウルフハウンドのスタンダード(犬種標準)が改定され、かなり大幅な変更が加えられました。原産国アイルランド(IWCIおよびIKC)での昨年8月の改定を受けて、FCI国際畜犬連盟のスタンダードも改定される見込みです(現在FCIのサイトでは改定前のバージョンが掲載されています)。

ウルフハウンドのスタンダードは、ほぼ1885年に制定されたオリジナルのまま現在まできています。1930年に「目は濃い色」、1979年に「歯の噛み合せ(バイト):シザースバイトが理想であるが、レベルバイトは許容される」が付け足されましたが、オリジナルはシンプルかつ完成されたスタンダードだと、多くの関係者たちは考えてきました。ところが、2015年の改定は、オリジナル制定以来初めて、かなり広い範囲に変更・付け足しをしました。

この改定について、今年5月にドイツで行われたEIWCコングレスでIWCI会長のジム・ビーハンが報告しています。それによると、オリジナルのスタンダードはこの犬種が本来の目的を果たすために必要なことを熟知した、経験豊富な人びとの手になる優れたものであるという考えから、IWCIは長年にわたりスタンダードの変更を拒んできました。しかし近年、スタンダードを理解できない、あるいは誤解する人たちが出てきているため、重要な点をわかりやすく明確にするため、今回の改定に至ったということです。つまり、オリジナルに忠実に内容を変えないまま、表現を変えたり付け加えたりしてわかりやすくした、ということです。ただし、最低サイズの引き上げと、他犬種への言及の削除という重要な変更も合わせて行われています。これらの変更もまた、時代の変化に対応したものです。

主な変更点

※参考までに、改定前のスタンダード(日本語)は<こちら>に、また今回改定された新スタンダード(英語)は<こちら>に掲載しています。

・犬種の歴史:記述が大きく書き換えられ、以前よりもバランスのとれた内容になったと思います。

・全体的外観:グレートデーンとディアハウンドへの言及部分「グレートデーンほど重くがっしりとはしていないが、ディアハウンドよりは重くがっしりしており、その他の点ではディアハウンドに似ている」が削除されました。過去100年余りの間にグレートデーンもディアハウンドもかなり大きな変化を遂げており、オリジナル執筆当時の文意が正しく伝わらなくなっているため。スタンダードでは他犬種の参照は極力避ける、というFCIの方針にも沿っています。19世紀末当時のデーンとディアハウンドを正しく思い浮かべることができれば、この2犬種との比較はわかりやすいのですが、現代の犬種を見慣れている人には難しいでしょう。
 改定版では、「サイトハウンドのなかで最も大きく体高が高い。ラフコートのグレイハウンドのような犬種である」という表現になりました。

・態度と気質:「家では子羊、獲物を追うときはライオン」だけだったのが、「あらゆる犬種の華、まことに誠実で勇敢、家では子羊、獲物を追うときはライオン(The Irish Hound of Llwelyn, 1210年からの引用)。社交性があり、他の犬や人に優しく、狩りにおいては決然とした、忠実なコンパニオンである」に変わりました。シャイな犬が増える傾向にあることも近年憂慮されている点の一つ。社会性があり、他の犬や人に優しいというのは、とても大事なことです。

<各部>
・首:「首は高く上げている」が「首は誇らしげに(proudly)上げている」と改められました。首が過度に細く長くなる傾向に歯止めをかけるためでしょうか。
・耳:ローズイアーで、「グレイハウンドのような付き方」が「高い位置についている」に変更されました。
・尾:「尾は背中の高さより低い位置に保持していなければならない」の一文が追加されました。
・前腕:「パスターンはわずかに傾いている」が追加されました。テリアのようにパスターンがまっすぐ(垂直)な犬が結構いますから。
・歩様:「軽やかで闊達(easy and active)」に「リーチとドライブがある(with good reach and drive)」が付け足されました。リーチ(歩幅)とドライブ(後足の蹴り出す力)の弱い犬が多く見受けられます。ただし、多くの犬種で問題だと指摘されている、いわゆるTRAD(過剰なリーチとドライブ。上腕の角度不足や、後肢の長さ・角度過多を伴うことが多い)は、もちろんNGです。
・毛色:グレー、ブリンドル、レッド、ブラック、ピュアホワイト、フォーンに新たに「ウィートン」が追加され、「その他ディアハウンドにある毛色」は削除されました。

・サイズと体高:最低の体重と体高がそれぞれ引上げられました。新しい最低値(成犬)は、「オスが81cm・57kg、メスが76cm・50kg」です。以前と比べ、オスで2cm・3kg、メスはなんと5cm・10kgも引き上げられたことになります。ただ、実際のショ―ドッグやブリーディングストックのサイズから考えると、この数字はほぼ妥当なところなのかもしれません。

・欠点:「狭い下顎、犬歯の位置異常」および「神経質または攻撃性の兆候」が付け加えられました。幅の狭い下顎と犬歯の位置異常は、ヨーロッパなどでかなり問題となっています。ひどい場合には下の犬歯が上顎の口蓋に突き刺さり、化膿してしまうケースもあるとか。こうした傾向が良くないのは当たり前過ぎて言うまでもないですが、スタンダードに明記しなければいけない時代になったようです。神経質・攻撃的な兆候も同様。大きくパワフルな犬だけに、安定した性格が求められ、繁殖の際には決して軽く考えてはならない点です。


変更点を見ていくと、たしかに「わかりやすく」するために説明を加えたという意図は理解できます。書かなくても共通理解があることを、あえて文章化したという印象を受けました(サイズ変更は別ですが)。犬種の初心者のうちは、スタンダードの文章が簡潔すぎて、具体的にどういうことを言っているのかわからない、と感じることが多いと思います。そういう状態から、自分の犬との様々な経験を通して、また先輩ブリーダーの教えを受けたり、ショ―やセミナーや専門雑誌・図書などで勉強したりしていくうちに、「あれはこういうことだったのか」と理解が深まっていくものだと思います。ところが、そうした「勉強」の過程をすっ飛ばしてしまう新参ブリーダーも少なくありません。また、アイルランドやイギリス、アメリカ、カナダなどIWの歴史が古い国では、長い経験と豊富な知識をもつブリーダーが多数いて、彼らが若い世代の「メンター(師匠)」になり知識を受け継いでいくことが可能でした。ショ―や犬種クラブに関わっているうちに自然と理解も深まる、そんな環境が整っていると言えます。しかし最近では、メンターを持たず我流で繁殖する人も増えていますし、東欧・スラブ圏あるいは中南米など、IWの伝統の浅い国でも繁殖が盛んになってきています。「わかりやすいスタンダード」への要請は、こうした現状への懸念から生じたものと思われます。

もっとも、サイズと他犬種への言及以外の部分は、スタンダードを改定しなくても、IWCI公式スタンダード解説を文書の形で出すなどしてもよかったような気がします。ただ、スタンダードに書いていない=好き勝手に考えてよい、と受け止める人が出てくるのを防ぐ意味では、やはりスタンダードを改定して説明を盛り込むほうがよいのでしょうか。改定スタンダードでは、「IWは現在では世界中で飼われ繁殖されている」という一文も加わりました。今回の改定は、グローバル化した現代のIWワールドでは、比較的狭いコミュニティで自然と形成される共通理解や知識伝承が通用しなくなっていることの表れのように思います。奇しくも今夏、EIWC(ヨーロッパIWクラブ連盟)がFIWC(国際IWクラブ連盟)へと名称変更しました。歴史も文化もバラバラな国の人たちが、IWを通してひとつにまとまろうとしています。

ジム・ビーハンのEIWCでの報告は次のような言葉で締めくくられました。「私たちはこの古い犬種を大切に保存しており、この犬種の真正性は、未来の世代の人びとへの信頼において保持されるものと信じています。私たちの高貴な犬種を、世界中の国々、友人たちと共有できることは、私たちにとって大きな喜びです」。これからの世代のブリーダーや愛好家たちが、この犬種を正しい姿で受け継いでいってくれるように、というメッセージです。スタンダードは犬種のバイブル。何度も読んで、勉強して、正しい理解を深めていく必要があるということを忘れないように。

気になる肘関節形成不全 Elbow Dysplasia


股関節形成不全はよく知られた犬の遺伝性疾患ですが、肘関節形成不全のほうは、それほど知られていないかもしれません。しかし、ウルフハウンドでは、股関節よりもむしろ肘関節の形成不全のほうが注意すべき疾患です。アメリカのOFAの統計データでは、ウルフハウンドの肘関節形成不全の罹患率は12.6%で、股関節形成不全の罹患率4.7%を大きく上回っています。また12.6%という数値はOFAの登録114犬種中28位で、他犬種と比べてもかなり高めであることがわかります。にもかかわらず、ウルフハウンドの各国のクラブなどは、肘関節形成不全はほとんど問題視してきませんでした。例えばイギリスでは、1980年代に一時増えたが繁殖者の努力で減り、いまは問題ではない、また発症すればブリーダーや飼い主が気がつくからスクリーニング検査(全頭検査)の必要はない、といった理解のようです。各国クラブ等のこのような「問題ない」という姿勢と、OFAの12.6%という数字をあわせて考えると、肘関節形成不全は今後予想を越えて急増する恐れもあると、ずっと憂慮してきました。

そんななか最近、イギリス・アイリッシュウルフハウンド・クラブの会報最新号(2016年)に肘関節形成不全の記事が掲載され、スクリーニング検査の呼びかけがなされました。肘関節形成不全の問題は、いままで考えられてきたほど単純明快ではないことが、この記事でもはっきり示されています。良い機会なので、内容をかいつまんで紹介したいと思います。

会報記事の筆者は、実際に肘関節形成不全を発症したIWの飼い主で、ブリーダーではないものの長年何頭ものIWと暮らしてきて、経験・知識ともに豊富な方です。その人のところに一番最近やってきた子犬が、生後4ヵ月で重度の肘関節形成不全(肘突起癒合不全)になり手術をしたことが、今回の記事を書くきっかけになっています。ただし、それが全てではありません。筆者が驚きをもって報告しているのは、イギリスのウルフハウンドでは珍しい病気だと信じられていた肘関節形成不全が、知り合いの飼い主・ブリーダーに直接尋ねてみると、大抵の人が自分の犬または知り合いの犬で経験しているとわかったこと。決して珍しい病気ではなかったわけです。そしてさらにもっと衝撃的な事実が明らかになります。遺伝性疾患であるため、慌てて仔犬の父犬を検査したところ、ショ―で活躍し誰もが健全な歩様だと考えていた犬が、実はかなり重度の肘関節形成不全であることが判明したというのです。

肘関節形成不全は、幼犬期から前足の湾曲が大きくなり痛みが出るなど、見た目に明らかになり治療されるケースもありますが、実はこのように一見わからないまま成犬になり、検査をして初めて形成不全が発覚するケースが決して少なくありません。あえて検査をしない限り、飼い主も獣医師もドッグショーの審査委員も気がつかないということがあるのです。誰も気がつかないまま、もしも繁殖に使われた場合には、子犬たちに遺伝し、場合によっては子犬時代に大きな手術をしなくてはならなくなります。スクリーニング検査が必要なのは、こうしたケースがあるからです。また、遺伝が多因性なので、両親がともにクリアでも子犬に出る場合があります。したがって、繁殖犬だけを検査しても不十分で、親兄弟親戚、なるべく多くの犬が検査を受け診断されることが鍵になります。

肘関節形成不全の発症率のデータはあまり多くありませんが、上記OFAのほかに、ノルウェーで25%、フィンランドで19%といった結果も出ています(OFAのデータは実際よりも低めに出ている可能性が強いと思います)。おそらく、どの地域でも20%前後は行っているのではないでしょうか。この数値は、遺伝性疾患がある犬種内で爆発的に増える可能性のある数値のほんの一歩手前です。25%を越えてしまうと、そこから先は急激に罹患率が急カーブを描いて上昇し犬種内に蔓延すると言われています。


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本文と写真は関係ありません。(2009年夏のうり&ティモ)




心臓病(拡張型心筋症)や骨肉腫のように、ウルフハウンドでは他にも発症率が2割を越える深刻な遺伝性疾患があります。とくに心臓病については、多くの国で検査が推奨または義務とされ、かなり積極的な対応がとられていますが、肘関節形成不全はこれまで等閑視されてきました。痛みが出るかもしれないが、命を脅かすほどの病気ではないというのも、理由の一つなのでしょうか。ただ、遺伝形態が複雑で発症年齢が高めな心臓病と比べて、肘関節形成不全は若いうちに簡単な検査で把握することができます。次世代の負担やリスクを少しでも減らし、また繁殖する・しないとは関係なく、罹患犬には早くから適切なケアを行うためにも、全ての犬が検査を受けるのが望ましいと言えます。

肘関節形成不全は、理想的な運動環境を整えて適切な運動をさせていくこと、体重などのコンディション管理、運動後の体のケアなどを合わせて行っていけば、重度であっても、大きな障害が出ずにすむこともあります。今回紹介したイギリスの例の父犬も、幼い頃に脚の怪我をしたために、普通の運動を控えて水泳などを中心にしていたので、そのおかげで肘の形成不全が目立った症状を表さなかったのかもしれないと書かれています。

成長期のウルフハウンドの健全な四肢の発育には、とても気を使うものです。負担をかけすぎないよう、大事に大事に育てていくことが、一方でこの病気に気がつくことを遅らせているとしたら皮肉なことです。大事に育てなければいけないのはもちろんですが、一見まったく健全であっても、成犬になったらひととおり検査をすることをお勧めします。そしてもっと欲を言えば、そうした検査結果をOFAやJAHDなどに登録、公開してほしいと思います。情報をシェアしていくことは、この犬種をより健康にしていくために不可欠な、大きな力になるからです。


ウリ肘関節
JAHDで診断を受けた際の肘関節レントゲン写真(結果は正常)。



*股関節形・肘関節形成不全については、こちらも参考にどうぞ。
 http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/chd-ed.html


 

「いちばん確実な方法」

長年の経験をもつ名ブリーダーであり、アイリッシュ・ウルフハウンドについての造詣が深く、多くの著作もあるロイス・トマソンさんによるエッセイ「いちばん確実な方法」。いまのウルフハウンド・ブリーダーたち、愛好家たちの多くがどこかで忘れてしまった大切なことを書いてくれています。ぜひ読んでいただきたくて、翻訳しました。


いちばん確実な方法 ― ロイス・J・ホール・トマソン
"The Surest Way" by Lois J. Hall-Thomasson


何年も前、『サイトハウンドの真実を探して』の著者コニー・ミラーと議論をしていたとき、彼女はこう言った。犬種をタイプに忠実に維持するいちばん確実な方法は、過去の偉大な犬たちを愛好家たちに示し続けることだ、と。

サラムステッド犬舎のJ・ネイグル氏と同じように、グレアム大尉の犬が正しいアイリッシュ・ウルフハウンドだと考えるなら、グレアムの時代の傑出した犬たちに特別な注意を払うべきであろう。そうした名犬たちには、ブラン2世とブライアン2世という、ほとんど全てのウルフハウンドの祖先となった2頭の雄犬も含まれる。50年前、私を導いてくれた先輩のブリーダーたちにとって、この2頭とその子孫は繁殖のプロトタイプ(原型)となるものだった。しかし、今日のブリーダーの多くは、これらの犬を知らないか、興味をもっていない。

グレアムはよく研究をしていたため、彼が使った優れた血統は、驚くほど短い期間で昔のアイリッシュ・ウルフドッグ[アイリッシュ・ウルフハウンドの古い呼び名]の姿を獲得することができた。私の机の上には、ブライアン2世の写真が置いてある。その姿は、祖先にグレート・デーンが入っているにもかかわらず、21世紀のウルフハウンドによく似ている。いま私の庭で走り回っている、ウィートンのウルフハウンドたちにもよく似ている。

1893年生まれのブライアンは、体高84センチ、良い四肢を持つと言われ、美しい頭部、毛色はウィートンでマズルに黒いマスクがかかっていた。息子のウォーグレイブ、孫のオーリム、そしてひ孫のフェリクストウ・キルカレンと、偉大な父方系統を築いた。有名な種雄サラムステッド・コンカラもこの系統の直系である。ここに挙げた犬たちは皆、ブライアンの明るい毛色をもつ、堂々たるタイプのウルフハウンドであった。グレイハウンドに似て、長い脚、よく締まったウエスト、腰のアーチ、そしてゆったりとした立ち姿。

1893年生まれのブラン2世は、フィリス・ガードナーが「美しい頭部と高貴な身のこなしを備えた偉大な先祖犬」と呼んだ有名なオリアリーの父犬である。1902年に亡くなったあと剥製にされ、ロンドンの自然史博物館に陳列された。

オリアリーの息子が、グレアムたちが最高傑作と言ったチャンピオン犬のコッツウォルズで、その系統から何頭かのとても良い犬が出ている。コッツウォルズは非常に優れたタイプの堂々とした犬で、現代のドッグショーに出ても立派に見えるだろう。

ウルフハウンドの犬種スタンダードの要点を、歴史を通して繰り返し言われてきた言葉で明示すれば、大きなサイズであること、グレイハウンドに似ていること、そして力強さ、ということになる。1888年の委員会に参加して、1885年に書かれたスタンダードの草稿を検討したアイルランド人ジョン・F・ベイリーは、こう書いてる。「新人に何か助言を与えるとするなら、私はクラブのスタンダードを研究しなさいと言う。それはこれ以上改善の余地のないものだ。そしてまた、レネーグルの絵を研究しなさいと。この犬の毛と骨量をほんの少し増やした絵を頭に描けば、それが導きの星となる。ギャロップ犬種であるグレイハウンドの形に大いなるパワーを兼ね備えた犬を作ることは、いまのところ困難ではあるが、克服できないものではない」。

私たちは今日、胸の発達しすぎた前躯、土管のような胴体、短い脚と角度過多の後肢をもつジェネリック・ショードッグを、あまりにも頻繁に目にする。グレアムとベイリーがそんな犬を見たとしても、ウルフハウンドだとはわからないだろう。そうした犬もアイリッシュ・ウルフハウンドとして登録され、ときにはショーで賞を勝ち取ることもある。するとオーナーは、自分の犬が正しいに違いないと思ってしまうのだが、その犬はグレアム大尉の犬とは別物である。グレアムの犬の特質とは、グレイハウンドのような外見、力強く筋肉質、腰のアーチと引き締まったウエストを持ち、非常に速く力強い動きで長い距離を走ることができる、生まれながらのアスリートに他ならない。背が高く、頭を高く掲げ、高貴で威厳に満ちた存在。フィンガルが作ったのは、そのような犬だった。

アイリッシュ・ウルフハウンド・クラブの教育担当を長く務めたある友人は、ウルフハウンドは進化しなければいけないと感じていた。長年の間に、たしかに外見上は、多くの犬がより格好よくなったと言えるだろう。しかし、過去80年にわたってアメリカのアイリッシュ・ウルフハウンド・クラブとその会員は、スタンダードを変更したり近代化しようとする一切の企てに反対してきた。クラブの目標は、栄光に満ちた古の猟犬を完璧に作出することにある。その目標は変わっていない、それこそがグレアムの犬である。

前に進むためには、歴史を知らなくてはならない。レネーグルの絵で、猟犬の頭部は肩越しに後ろを振り返っている。「アイルランドはいつも肩越しに振り返って、過去を見ている」というフレーズのごとく。犬種タイプに忠実な犬を作り出すいちばん確実な方法は、これらの偉大な初期の犬たちに学ぶことである。


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レネーグル「アイリッシュ・ウルフドッグ」(1803年)の複製画




※この記事は「AKCガゼット」(2005年)に掲載されたものを、著者ロイス・トマソン氏のご了解を得て翻訳・掲載しています。無断転載・利用はお断りします。

IWの急性肺炎 知っておきたい初期症状


アイリッシュ・ウルフハウンドの急性肺炎はとても怖い病気です。何が怖いと言って、一般的な犬の肺炎とは経過が異なり、最初の症状が出てから非常に進行が早いこと。数時間前まで元気だった犬が、半日〜1日で死に至ることもあります。

初期には典型的な肺炎の症状があまり出ないのも、怖さのひとつ。肺のレントゲンに異常なし、高熱も咳もなし、血液検査も異常なし。それでも肺炎が疑われたらすぐ投薬が必要です。この犬種に慣れていない獣医師では、誤診や見過ごしも多いので、飼い主の予備知識の有無も重要です。

では、どうして肺炎とわかるのか。わかりにくい初期症状を知っておくことが、とても大事です。普段と少し違って少し元気がない、だるそう、息が少し苦しそう、食欲減退などともに、よく言われるのが特徴的な「頭を下げ、首を伸ばす」しぐさ。この姿勢が出たら肺炎と思ってください。肺炎になった犬のこの「首を伸ばす」しぐさを動画で撮った方がいたのでシェアします。再生音量を大きくしてみてください。呼吸音がおかしいのもわかります。

Pneumonia in an irish wolfhound from Per Arne Flatberg on Vimeo.



最初は、こんな動作は普段もするよ、と思われるかもしれません。動画の最後の方が一番わかりやすいかな。普段、頭をわりと低めに下げていることが多い子でも、こんなふうに首を前へ突き出すように伸ばすことはないと思います。肺炎で息苦しいので、少しでも空気を取り込もうと、こういう動作をするのだそうです。

肺炎について詳しくはこちらをお読みください。
急性肺炎 http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html
IWの急性肺炎:診断と治療(獣医師向け)http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_55.html
肺炎の症例報告 http://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_84.html

動画の犬は5歳の元気盛りの男の子。最初に症状に気がつく2時間前までは、元気で食欲もあり全く普段どおりだった。その後散歩に出かけたときに少し動きがおかしく、さらにそのあと「首を伸ばす」しぐさが見られたので、すぐに病院へ行き治療を受けた。回復に時間はかかっていますが、危ない状況は脱したようです。

ウルフハウンドの急性肺炎については、以前にも何度か記事にしたり、オフ会の勉強会でも取り上げたりしていますが、新しい動画投稿があったので、この機会に改めて記事にしてみました。手遅れになることが何より辛いですから…。

アイリッシュ・ウルフハウンドの寿命研究  ーご協力のお願いー

Irish Wolfhound Longevity Study

※※※
デンマークのパーニル・モンバーグさんが新しく始めた研究です。寿命だけでなく、犬種の健全性にも関わる重要な研究です。すでに亡くなったウルフハウンドの情報を集めていますので、ぜひご協力をお願いします。

下記に長い長い説明がありますが、研究のポイントは、骨肉腫や拡張型心筋症のようなウルフハウンドに多い遺伝病は、繁殖の努力で血統から排除しようとしても無理があるが、長生きの犬を両親に選ぶことで、全体として病気を減らして健全な個体を増やし、かつ平均寿命も延ばすことができる、というパーニルさんのかねてからの仮説にあります。パーニルさんや彼女に賛同する一部のブリーダーたちは、この説にもとづいて何年も繁殖の実践を重ね、すでにある程度の成果も上げていますが、科学的裏付けが得られれば、健全性への取り組みのシンプルで効果的な手法として、純血種の犬のために大きな貢献となるのではないでしょうか。ただ、この仮説を裏付けるには膨大な数のデータが必要になるので、皆様のご協力を必要としています。

具体的な協力内容は最後の「協力のお願い」に書いてあります。長生きした犬だけでなく、すでに亡くなった全てのウルフハウンドの情報を集めています。なるべく偏りなく数多くのデータを集めようとしていますが、一方で親子や兄妹犬など血縁犬のまとまったデータも重要です。兄妹犬の飼い主さんなどにもお声がけしていただければ幸いです。ブリーダーからは、犬舎単位でのまとまった情報提供も大歓迎です。なお、現在すでに8歳以上になっている犬の情報も提出できるとのことですが、その場合は死亡後に死亡年月と死因のご連絡を忘れずにお願いします。

メールは英語でお書きください。件名にIrish Wolfhound Longevity Studyと書けば、あとは必要事項のみで大丈夫かと思います。死因など、英語表記がわからないところがありましたら、当方まで遠慮なくお尋ねください。それでもメール送信に不安のある方は、日本語でメールをお書きいただき、私の方で英訳してパーニルさんにお送ることもできますので、ご相談ください。

以下はパーニルさんによる説明文です。
※※※

目的
この研究は犬種集団全体についての研究で、世界中のIWの寿命の現状を確証することを目的としています。
他の多くの純血種の犬と同じように、アイリッシュ・ウルフハウンドは約1世紀半にわたって、19世紀末頃に血統書を発行するケネルクラブが発足して以来、血統登録が閉じられたまま[=他犬種との交配なしに]繁殖されてきました。
純血種の犬の個体群は、血統が記録された、選択的な繁殖計画の結果生まれたものと定義することができます。また、犬種個体群は往々にして、限られた基礎血統をもとにしています。
非常に多くの現在の犬種において、人為的な選択行為の結果、意図せずして、様々な犬種特有の健康問題を引き起こすという危機的な段階に達してしまったことは明らかです。
このウルフハウンドの寿命研究から得られた結果をもとに、将来のアイリッシュ・ウルフハウンドおよび純血種の犬一般のための繁殖の戦略を提示することを、私たちは目指しています。

仮説
様々な人間集団の研究における成果と、4000頭のウルフハウンドの予備調査データをあわせると、寿命の潜在的可能性[=長生き]には遺伝的要素が含まれていることが強く示唆されます。
たいていの犬の飼い主は伴侶の犬が長生きすることを望んでいますが、生物学的観点からすると長寿それ自体には意義はありません。私たちの研究の根拠となるのは、あらゆる生命体の最も強い本能的動因は、包括的な生命力と力を必要とする行為である生殖の権利のための闘いであるという仮定です。両親の生命が生殖のために犠牲にされるという例は、非常に多くの種において数多く見られます。それは、この動因がどれほど強いものであるかを示しています。イヌ科動物では原則として、生殖の権利のために必ずしも生命が犠牲にされるというわけではありませんが、しかし人間の介入がない場合には、良好な健康状態と活力とスタミナが不可欠です。私たちがたてている仮説は、長寿の潜在能力というのは、この健康と活力とスタミナの「副産物」なのではないか、というものです。言い換えれば、長生きの家族のなかから繁殖個体を選ぶことで、理論的には、長寿に加えて一連の健全性の恩恵をも得ることができるはずだということです。

予備調査の結果
4000頭のウルフハウンドの予備調査データにもとづく試験的計算結果から、以下のようなことが示されています:
・長寿の可能性には強い遺伝的要素がある。これは、人間集団に関する多くの研究でも示されている。
・8歳以上生きた犬のグループ内では、メスのほうがオスより50%近く多い比率を占めている。この性差は、年齢が上がるにつれて大きくなる。
・「ベテラン」(8歳以上)の犬の大多数は、少なくとも両親犬の片方が8歳以上に達している。
・長寿の可能性は、4代祖血統書のなかに含まれる長寿の犬の数に応じて、指数関数的に増大する。
・データを(1)8歳未満で亡くなった犬(2)8歳以上で亡くなった犬、のふたつのグループに分けると、(1)のグループの死因は各種の悪性腫瘍が38%、各種の心循環系疾患が22%、(2)のグループの死因は、各種の悪性腫瘍35%、各種の心循環系疾患は18%であった。ふたつのグループにおける死因の割合の差が比較的小さいことから、病気のコントロールをより効果的に行える可能性が示唆される。すなわち、癌や心疾患を完全に排除することを目指すのではなく、発症年齢を遅らせることを目指すということである。平均以上に多くのベテラン犬を繁殖してきた犬舎においても、血統から骨肉腫や心臓病を排除できていない。しかし犬種の平均と比べると、発病の年齢はかなり遅いことが多く、普通は老齢期になってから発病している。

研究方法
アイリッシュ・ウルフハウンドの寿命研究のためのデータは、ブリーダーや飼い主への個人的呼びかけ、世界各国のウルフハウンド・クラブの刊行物やウェブサイトなどを通じて集められてきました。また、Facebookに設けられたふたつのページ「The Irish Wolfhound Veterans」と「The Irish Wolfhound Memorial」において、1000頭近くのウルフハウンドの性別、死亡時年齢、死因、両親犬の情報が提供を受けています。いくつかの犬舎は、この研究のために犬舎全体の記録を提供してくれました。これはこの研究において非常に価値あるデータです。
現在集まっている情報はベテラン犬の数が不釣り合いに多く、現実のウルフハウンドという犬種全体の状況を反映しているとはいえません。ただし、このデータのなかで、いくつかの確認できる個体群は、犬種の一般的な状況を反映しているといえるものです。これらの結果は、関連する計算のために、別途利用されています。
この研究では飼い主の報告によるデータを扱っています。すでに集められたデータに散在する不正確さを補うために、約6000頭の犬の情報を収集することを目標としています。
様々な国において個別に行われた近年のアイリッシュ・ウルフハウンドの研究や、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン動物学科のA. コンフォートによる1955年の研究によれば、アイリッシュ・ウルフハウンドの平均的な寿命はおおよそ6歳から6歳半の間となっています。

協力のお願い
このプロジェクトに協力していただけるようでしたら、過去にあなたが飼われていたウルフハウンドの情報を提供してもらえないでしょうか。

以下の情報をご提供ください:
・犬の血統書名 Registered name of dog
・性別 Sex of dog (male/female)
・死亡年月 Year and month of death
・死因 Cause of death
・その他、生前にかかった病気(あれば)Other ailments or diseases
・血統書のコピー (※スキャンまたはデジカメ画像データをメールに添付してください)

もし可能であれば、同胎犬についても同様の情報をいただければ幸いです。

情報は下記までお送りください。
Pernille Monberg  wolfhouse@post.tele.dk
または
Edita Beresova  editaberesova@seznam.cz

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※統計的研究ですので、犬の名前や犬舎名などの個別の情報がこの研究過程で公開されることはありません。
※時期はわかりませんが、研究結果が公表された際には、日本語訳をこのブログに掲載します。

9月はパピーミル反対月間

あら、すいません。書きかけで下書き保存しつもりが公開になってました(汗)尻切れとんぼな文章を読んでくださったかたごめんなさい。慌てて修正しまーす。

* * * * *

最初に、パピーミルって何?という方。「パピーミル」でネット検索してみてください。それがどんなものか、どんな問題点があるのか指摘し、現状を告発しているサイトが沢山見つかるはずです。ペットブームなどと言われて久しいですが、日本のペット産業が抱える問題は非常に大きく根深いものがあります。

日本に比べればペット産業はかなり健全ともいえるイギリスですが、そのイギリスでもパピーミル(パピーファーム)は存在します。
イギリス・ケネルクラブ(KC)は、そうしたパピーミルをなくすための運動を積極的に進めています。そこでは、パピーミル規制のための法整備や、ブリーダーの質向上のための取組みとともに、一般の飼い主への啓蒙、意識向上が大きなウェイトを占めています。そこでどんなことを呼びかけているかというと:

 ペットショップで買わない
 ネット広告、ネットショップ、新聞や雑誌の広告欄などを見て買わない
 移動販売で買わない
 複数犬種を扱っているブリーダーには注意する
 子犬や母犬の飼育環境を見て問題があると感じたら買わない
 子犬を買う時はきちんとしたブリーダーを訪問するか、保護施設などから貰うことも考えよう

これを一般の人に呼びかけています。
とくに9月は、「パピーファーム・アウェアネス・ウィーク(パピーミル意識週間)」があり、パピーミルに関する一般社会の啓蒙のためのさまざまなイベントが行われています。

日本とイギリスの大きな違いは、ケネルクラブが一定の基準を満たしたきちんとしたブリーダーを認定し、子犬を飼いたい人にそうしたブリーダーを薦めたり、犬種クラブも同様に「よいブリーダー」と飼い主との橋渡しをしている点です。ショップやネットで買わないなら、どうすればよいの?という疑問に対して、きちんと明解な答えが用意できる、これは羨ましい環境です。

ちなみに、近年純血種犬種の健全性向上や、ブリーダーの質向上に取り組んできたKCですが、今年の9月には、来年1月から雌犬の生涯出産回数を4回までに制限することを発表しました(5回目以降の血統書申請を受け付けない)。すでに繁殖について様々な倫理規定、ガイドラインを設けているうえで、またひとつ規制が加えられたのです。まあ、抜け道はないわけではないかもしれませんが、適正な繁殖とは何かを示し、パピーミルを規制し、全体に犬の繁殖がより良い方向へ向うよう導く方法のひとつになるのではと思います。

ひるがえって日本のケネルクラブ(JKC)はというと、繁殖に関するガイドラインがないどころか、KCとはまったく反対に、パピーミルを含むペット業界の利益を代表する姿勢のようで、とても残念です(動物愛護法の規制案にも、業界に深刻な打撃を与えるとして反対の立場を表明しています)。

そしてさらに残念なことに、ウルフハウンドも毎年沢山の子犬がパピーミルで産まれています。一方で、きちんとしたブリーダーがほとんどいない現状では、パピーミルやショップから買ってしまうのも仕方のない部分もあるのかもしれませんが、なんとも悩ましい状況です。。。

買う人がいる限り、売れる限り、パピーミルは生産をやめず、不幸な犬の再生産が続きます。なかなか進まない法整備を待つだけでなく、そこから買わないという方法が大きな効果をもつはずです。

ペットショップやネットショップで犬を買うことが、パピーミルの存在を支えることになる。日本でも多くの人がこのことに気がつかずに、ペットショップ等で犬を購入しているのではないでしょうか。ペットショップで売られている犬がどんなところから来たのか、そして残った犬の行く末がどうなるのか、まずは実態を知るところから、ですよね。


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「たかが犬」ではない、それは心と魂をもつ存在なのだ。




「動物取扱業の適正化」パブリック・コメント募集

すっかりごぶさたしています。子ざるの夏休み、楽しい山ごもりから帰ってきました。かなり休みボケしているかも?(笑)溜まった写真はまたいずれ。
その前に、忘れてはいけない、締切が迫っているパブコメへの賛同をぜひお願いします。

+ + + +

動物愛護管理法の5年に1度の見直しにともない、環境省が「動物取扱業の適正化」を図るべく、パブリック・コメント(国民からの意見)を募集しています。

今回の見直し・適正化の対象項目には、生後8週齢以下の動物の販売・移動の禁止、オークション(競り市)の規制、深夜の生体展示の規制、生涯繁殖回数の規制など、規制強化・禁止が望まれるとても重要な項目がいくつも含まれています。

締切が迫っていますが、ペットたちを取り巻く環境を少しでも良くするために、ぜひコメントを送ってください。こうした規制案には業者側の立場に立った反対意見ばかりが沢山届くようです。面倒だったり難しそうと思われるかもしれませんが、飼い主側からの意見をしっかり発信することが大切ではないかと思います。

環境省のパブリック・コメントのサイト:
http://www.env.go.jp/info/iken.html#887

締切:8月27日(土)


●参考サイト(見直しの焦点、コメントの出し方など、詳しくてわかりやすいです)

One Action for Animals:
https://sites.google.com/site/1action4animals/public_comment

ほぼ日刊イトイ新聞: 
http://www.1101.com/george/2011-08-19.html


選択肢を選んでいく(もしくは自由意見を記入する)だけで、提出用の文書が簡単に作成できる補助ツールのサイト。画期的!
http://nekonuko.ure.jp/pc/


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飼育放棄、殺処分、劣悪な環境での飼育や過度の繁殖・・・。そうした犬猫にとって不幸な問題を少しでも減らすために、この週末に少し時間を割いていただけたら嬉しいです。

追伸:全ての項目に意見を書く必要はないので、これは意見を送りたいという項目だけを選んでコメントしても大丈夫ですよー。

ACT FOR JAPAN.311 チャリティーイベント

4月24日(日)、横須賀で東日本大震災復興支援チャリティーイベントがあるそうです。チャリティーTシャツ販売などのほか、アジリティーやハンドラー講習会などもあるそうですので、お近くの方はぜひどうぞ♪
(詳細は↓をクリック)

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追加情報

前回の記事で書いた緊急災害時動物支援本部で、救援物資の受付も始まりました。

必要とされている品目、送り先など、詳しくは日本動物愛護協会のHPをご覧ください。

緊急災害時動物救援本部のホームページが開設されました。義援金、支援物資だけでなく、被災地のペットの情報収集活動、ボランティア募集、ペットの避難についてなどについても掲載されています。(3/25追記)


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また、被災地の避難所、仮設住宅でのペットの受け入れ拡大を要望する署名活動も展開されています。

『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』


今回の地震ではあまりの災害規模の大きさに、要望の実現は厳しい面もあるかもしれません。が、長期化は必至の復興のなかで、希望する方がペットと一緒の生活を続けられるように、これもぜひ協力したいと思います。





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