Wolfhound Monthly

アイリッシュウルフハウンド雑記帳

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏休みの宿題:日記3

今頃せっせと書く夏休みの日記その3は、この夏アイルランドでもう1か所詣でた先のこと。


120808_01.jpg




アイルランドの首都ダブリンの中心ながら、静かな佇まいの一角。


120808_02.jpg




子供連れも多いこちらの建物。国立自然史博物館です。

120808_06.jpg



19世紀の建物に、19世紀そのままの展示。世界各国の野生動物の剥製や骨格標本が、ガラスケースの中や外に所狭しとぎっしり並んでいます。

120808_08.jpg



動物名が小さく表示されている以外、説明は一切なし。現代の凝った展示方法と比べるとかえって新鮮?(笑)ヴィクトリア朝時代の雰囲気溢れる、でもちょっとキッチュな不思議な博物館でした。


さて、骨は好きだけど剥製はどうも好きになれない私が、ここに来た理由はただひとつ。ある有名なウルフハウンドがここにいるからです。

120808_12.jpg



Achushla of Ouborough。1920年代のイギリスの超名門犬舎オーボローの犬が、なぜか剥製にされ、なぜかダブリンの博物館にいると数年前に知って、機会があったら見に行こうと思っていました。

ということで、大半の剥製は斜めに見ながらずんずん進んで、ウルフハウンドを探しました。「アイルランドの動物」コーナーにはいなかった。2階の「世界の動物」コーナーを半分以上進んだところで、いました。ホッキョクグマの後ろ、灰色狼と差し向かいです。

120808_19.jpg




剥製が嫌いな理由。まずどうしても動物の姿が貧相になりがちなこと。生命がなくなった時点で土に還らず、こうして人為的に姿を保たれていることの違和感。大げさかもしれませんが、動物の尊厳が傷つくような気がするのです。

なので、ウルフハウンドの剥製を見に行くのは、楽しみというより、少し気が重い感じがしていました。(その点、スミソニアン博物館の、骨になったクランツとクライドは明るい気持ちで見に行けると思う)


腕の良い剥製師が作った剥製はさほど貧相にならないのかもしれませんし、この博物館のように後世に残し伝えるための剥製には学術的な価値もあり、仕留めた鹿の首を剥製にして壁に並べるハンターの自慢の品とは全然意味が違うのかもとも思います。オーボローの犬はどうだろうか...


120808_16.jpg


堂々たる体躯。灰色狼もかなり立派な個体でしたが、それより一回り以上大きい体格。雌としては現代でもかなり大柄です。首から肩にかけて、剥製の作りが明らかにおかしく出来がよくありません。それでも、在りし日の美しくパワフルな姿を忍ばせるには十分。写真にすると半減してしまうのが残念ですが、生で見る剥製からは、この犬の持っていた存在感、クオリティ、迫力と優美さがいまなお伝わってきました。


120808_17.jpg




マズルはかなり毛が落ちてしまったのか、剥製の処理がよくなかったのか、実際以上に細くなってしまった感あり。耳もセットの仕方がわからず中途半端に仕上げちゃったのかしらん、と思うような形になってます。でも、ストップの浅い、優雅なサイトハウンドの頭部のやさしい表情。

120808_11b.jpg




後躯は前躯に比べてよくできています。こんな後ろ姿を見たら、お〜美人〜♪と思いますよね。コートの感触なんかも、よく残っているようでした。剥製全般、色は褪せるようなので、もともとのコートはもう少し濃い色だったのでしょうか。


100年近く前の名犬との邂逅。ガラスケース越しに、いろんな角度からためつすがめつ眺めてきました。行く時は気が重かったけれど、見に行ってよかった。いろんなことを考えさせられました。剥製なのにも関わらず、感動してしまいました。思い出したのが、かのビル・シガーズが晩年に語った「(オーボローの犬のような)あれほどの犬が出てくることは今後はないだろう」という言葉。その言葉の意味が実感できそうな、そんな体験でした。写真では伝わらないものが、剥製では伝わってきたと思います。


それにしてもなぜ、イギリスのオーボロー犬舎の比較的初期の犬の剥製がこんなところに?オーボローの犬舎主J.V.ランクの寄贈と展示の札にありましたが、これ以外の剥製は野生動物ばかりで、犬・猫・家畜の剥製などは見当たりませんでした。オオカミの隣という展示位置は納得ですが、この博物館に収められ展示された経緯がよくわからないし、そもそも剥製にしたのはなぜなのか。実物を見た感動で満足して帰ってきてしまいましたが、せっかくだから博物館で聞いてくればよかった。。。夏休みの宿題、調べ不足でした〜。


スポンサーサイト

夏休みの宿題:日記2

120807_05.jpg





どこまでも続く生け垣と緑の牧草地。はるか遠くには海。・・・ここはいつものお山ではありません。

実はこの夏、2年ぶりにアイルランドへ行ってきました。今回は仕事だったので、残念ながらドッグショーや犬舎めぐりはできなかったのですが、そこはIWのこととなると急に行動派になる私(笑)1日だけ時間をひねり出して、2か所ほど訪問してきました。


まずは緑の丘でのんびり草を食む羊たち・・・・・・ではなく、当然ウルフハウンドです。


120807_4.jpg




子ざるのお里、アンさんのお宅を訪ねました。いろいろ聞きたい話もあるし、今の若い世代の犬たちにも会いたいし。

で、会いたかった犬たちに会ったり、なんとたまたま生後8週の子犬たちもいたので、遊んだり(遊んでもらったり?)、お世話をちょっぴり手伝ったりしつつ、7時間ほどアンさんの弾丸トークを聞き続けました。いやはや、楽しかったけど疲れた(笑)


写真はあまりないですが、ちょっとだけ。。。(一眼レフを持って行かなかったのは失敗〜)


120807_3.jpg



あれ?庭から消えた?と思ったら、ドアを開けっ放しの車に乗り込んでニコニコしていたブラッケン君。お出かけ大好き、車大好きなんだそうです。写真で見てすごく気の良さそうな子だな〜と思っていましたが、ほんとにhappyで可愛い子でした。
いま3歳くらいになるのかな。もうそろそろチャンピオン完成のはず。しかし、このおちゃらけた感じ、なにやら子ざるに似ているかも(爆)



120807_01.jpg



こちらはちびっ子ルーム。リビング・ダイニングにつながっていて、なおかつ子犬たちは自由に外の芝生の庭にも出られる作り。トイレもちゃんと外でしていて、子犬部屋にしてはとてもきれいでした。
ちょうど訪れた日の午前中に動物病院へ行ってシャントの検査をしてきたので、みんなまだ包帯がつきっぱなしでした。ポケットに入るサイズだったら、ちびっこ1匹こっそりお持ち帰りしたのに、残念〜(笑)

そういえば生後2週の子たちはまだほとんど飼い主が決まっていないとか。そのうち自然に決まっていくのよ、とのんびりなアンさん。とくに広告もせず、口コミやなにかで飼い主が決まっていくそうです。そんなところはアイルランドらしいというか。。。



120807_02.jpg



これは見せてもらった昔のカルカラの犬(と昔のアンさん)の写真。若い頃のCalcara Bracken。今いる子もブラッケンですが、こちらは初代。以前、ティモは誰に似ている?と聞いた時に、初代ブラッケンの名前が出てきたので、どんな犬かと思っていたのです。どことなく似てる、かな〜?しかし初代ブラッケン、なかなかいい犬です。アンさんが思い入れがあるのもわかるというもの。


聞きたかったこともだいたい聞けて、アンさんの昔話四方山話も沢山聞き、面白くてためになる午後でした。結局、午後2時頃に着いて、夕飯までごちそうになり、帰路についたのは日も傾く夜の9時半頃。北国の夏の夜は明るいので、つい時間も忘れてしまうのでした。

ドッグショー last leg!

BIS=ベスト・イン・ショーが決まった後のドッグショーです。ここからは"Non Regular Classes"、つまりショーの正式なクラスではありません(これらのクラスで勝ってもカードやポイントはつかない=タイトル獲得にはからなまないということです)。日本ではあまり見ることがないですが、レギュラー・クラスの総合評価で勝てなかった子も、個別の要素(顔とか歩様とか)を評価してもらえる面白さがあります。それに各国IWクラブのショーのノン・レギュラー・クラスは、その国のIWの層の厚さやレベルがかなりよく表れていて、そういう意味でも面白いな~と思って見ています。

まずは、Brace Class (ブレイス=ペア)。
同じ犬舎の犬を2頭1組で出します。組合せは親子、兄妹、叔父さんと姪っ子などなど、ようはなんでもありです。犬のクオリティ+2頭のタイプや質が揃っているかどうかを審査します。

     Brace - the Gulliaghs

ベスト・ブレイスに選ばれたのはこちら。

             Best Brace

そしてTeam Class。同じ犬舎の犬3頭以上でエントリーします。IWクラブのショーではなぜかハンドラーは一人が規則。4~5頭のチームにもなるとほとんど鵜飼状態ですが、それでも暴走しないでちゃんとショーになっているからすごい(笑)

     Team Gulliagh

お次はBest Head & Expression。頭部の作りと顔の表現を見ます。この時だけは、ジャッジを取り囲むようにして、ずらっと正面向きで並びます。

     Best Head - Look at ME!!

ベスト・ヘッドはこの子に決まり。オスらしいしっかりした頭部とIWらしい優しい表現です。

     The Best Head boy Albus

そして今度は、Tallest IW in the show=そのショーで一番体高が高いウルフハウンドを決めます。普通はちゃんと犬尺で測るものだと思うんだけど、この時はジャッジが見比べて「うーん、君!」と決めてました。適当(笑)

     who's the tallest IW?

次はTallest & Most Sound Bitch=最も体高が高く健全なメス・クラス。Tallest IWは当然オスがとってしまうので、メスのクラスもあるわけですが、こちらは「健全さ」も一緒に吟味されます。ということは、全員またリングを一周、走れ~。

     tallest & most sound girl

Tallest IW(オス)とTallest & Most Sound Bitchのツーショット。おじさんの背が高いので大きく見えないかもしれませんが(笑)、男の子のほうは体高92~3cmといったところでしょうか(目算)。すごーく骨太な脚で迫力ありました。女の子のほうは多分84~5cmくらいかな。ウリ君(86cm)と大差ないかも。ちなみに子ざると同胎の女の子です^^

     tallest boy & girl

最後にBest Movement。歩様のベストを決めるクラスです。もちろん、またしても走らされます。前のクラスから続けてエントリーしている子は、最後はもう走れ走れ大会(笑)

     best movement

念には念を入れて?ラウンドとアップ・ダウンの後は、2頭ずつ一緒に走るように指示されました。

     Calcara girls

ここでも「いくらでも走りまっせ~♪」のカルカラっ子たちが大活躍(笑)まだパピーのスパイスちゃんがベスト・ムーヴメントを獲りました。

     Best mover :)

今回は、Brood Bitch(母犬とその子たちのグループで審査)、 Stud Dog(父犬とその子たちのグループで審査)クラスにエントリーがなく成立しませんでした。アメリカなど頭数が多い国だと、これも複数エントリーがあって面白いクラスです。ブリーディングの真価は、各クラスのウィナーだけでなく、こういう所でも見えるものかと。。。ブレイスやチームもしかりです。

             the show is over!

さ~て、やっと長いショーが終わりました。明るいから気がつかなかったけれど、もう夜の7時近く。みなさんお疲れさまー!

沢山犬を見て、それからいろんな人に会って、疲れました。ところが、会場からアンさんの車に置いていかれないよう車を飛ばすこと30分、お宅に着くと、居間ではショー関係のお友達5~6人がすでにくつろいで待ってました(どうなってるの?笑)みなさん紅茶とお菓子でしばし歓談。そしてすっかり眠くなった頃、疲れ知らずなアンさん、なんと10人分の夕食作りを開始!夜10時、ようやくディナーが始まりました。これにはびっくり~。BISを獲ったホーガン君のブリーダーさん夫妻、ノルウェーからの客人たち、オーストラリア出身のテリア・マン、そして日本から紛れ込んだ私たち。。。この日はカルカラの子たちも、エントリーしたレギュラー・クラスは全部1席を獲る大健闘でしたし、何しろお友達がBISということで、最後にみんなでシャンパンで乾杯☆
お開きになった頃には夜12時を過ぎようとしていました。長い長い楽しい1日でした。


・・・でもショーはここで終わりません。翌日はFCIユーロ・ウィナーズ・ドッグショー。大きなショーが続きます(実はその次の日もKCアイリッシュ・ブリード・ショーと、3日連続大きなショーでした)。とにかく明朝は7時半出発!と宣告されました。寝坊したら置いていかれます。朝寝坊の私ものんびり寝てなんかいられません。。。


ダブリン 街角

現地滞在約3日で撮った画像1500枚近く。その大半が犬なのは言うまでもありませんが、少しだけダブリンの街角の風景なども撮りました。

5年ぶりのダブリン。新しいお店が増えて、変わったな~というところもあるけれど、東京の変化の速度に比べればまだまだゆっくり落ち着いた、小さな町です。19世紀の古いレンガ造りの建物も、ダブリンらしい風景。
今回ダブリンで泊まったゲスト・ハウスも、そうした古い建物。赤いドアが入り口です。

     Waterloo Street


ダブリンの空は広い(笑)ほとんどの建物は4階建て程度です。今でも市内一高いビルは、リフィ川沿いの12階建ての「ハイネケンのビル」なんだろうか。まるで「浅草12階」(←凌雲閣、明治時代の高層建築デス)
              Bus Eireainn


赤い看板は長距離バスのバス・エーランのバス停。トレードマークはアイリッシュ・セター。バスの車体にも、アイリッシュ・セターが走ってます(アメリカのグレーハウンド・バスのぱくり?)。

こちらのパブは伝統音楽の生演奏で有名。夜になるとパブの片隅のベンチで、演奏者たちもギネスの杯を重ねながらのセッションです。田舎のパブではよくある光景も、ダブリン市内ではわりと少ない。今回は夜遊びしなかったので、看板だけ。

               O'Donoghue's pub


ダブリンの銀座通り(?)、グラフトン・ストリート。こじんまりしてます。お買い物ツアーに興味なしの私たち、とくに見たいお店もなく素通り。

     Grafton Street

「アイリッシュ・タイムズ」誌を売るスタンド。あんまり売る気はなさそうですが(笑)

               newspaper stand @ Grafton

老舗カフェ「ビューリーズ」の前でフィドラーが演奏中。誰も聞いてない・・・。

               a fiddler & the Bewly's cafe

本屋さんへ行こうと思ったら、その場所には新しいお店が入っていました(創業は古いようだが)。なんだぁ、洋服屋さんか・・・。看板をよく見ると、お!

               at the Dawson St corner

ウルフハウンドじゃないですか♪滞在初日の朝から、はからずもこれからの旅のテーマに出くわしました。ラッキー?


ダブリン市内は半日程度で、あとはひたすら犬漬けでした。次はまたドッグショー報告に戻ります。

ドッグショー BOB決定!でもまだ続く

だいぶ日も傾いて、周囲のリングもがらんとしてきた頃、やっとBOB=ベスト・オブ・ブリード決定戦になりました。タイプの違う2頭が上がってきて、どんな結果になるかこれは面白そうです。

     finally Best in Show judgement

最後のラウンドは動画でどうぞ~。前を行く男の子ホーガン君は、後ろから来る可愛いー女の子が気になってチラチラ振り返ってます(笑)

  


結果はオスのUella O'HorganがBOB(クラブショーなのでBISベスト・イン・ショー)、メスのGlor na Gael KendraがリザーブBOB(BIS)に輝きました。ホーガンのブリーダーさんは、嬉しさのあまり言葉も出ないほど感動していたとか^^ 数あるショーのなかでもクラブ・ショーのBISはことさら嬉しいのでしょうね。

そのあと最後のベスト・イン・ショー写真では、クラブ・スポンサーのウィスキー会社タラモア・デュー提供の緑のコートを着るのがお約束。犬の体型が見えなくなるのでどうかと思うんけど^^;

     Best in Show - Uella O'Horgan

この2頭を向かい合わせに立たせたら、ホーガンはとうとう我慢できず、ケンドラにずいーっとアプローチ。なので微妙な距離をあけて立たせられてました(笑)女の子好きなのねー。

     Reserve Best in Show - Glor na Gael Kendra

ベスト・イン・ショーに続いては、ベスト・パピー・イン・ショーの選出。ここではカルカラの同胎の兄妹がワン・ツー・フィニッシュでした。うちの子ざるとは血統はほとんどかぶらないはずだが、軽快なフットワークときゃっきゃした性格はみんな似てました(笑)

     best puppies!

お里のアンさんも嬉しそうです。みんなニコニコだ。。。


さあ、普通のショーならこれで終しまい、お疲れさま~というところですが、クラブ・ショーはこの期に及んでまだ!続きます!

ふぅ~。

ブログもだいぶ息切れしてきましたが、あと一息。続きはまた次回…

ドッグショー 後半戦

マイナー・パピーから始まって、メスはジュニアも頭数がそれなりに。

     young girls

オープン・クラスはさらに多く、またしても長い審査待ち行列に。

     large open class

だんだん暇をもてあまして、前後の人と世間話したり・・・

     chatting while waiting

リングサイドでは、相変わらずのんびりした光景。

     at the ring side


えー、これはリングのなかですが、こちらものんびりです。椅子まで持ってきて休んでるし(笑)

     and in the ring

それでも順番がきたら、走らなくてはね。

     everyone is a bit tired by now...

やっとオープン・クラスの席次が決まりました。影が長くなって、長い夏の日もだいぶ傾いてきました。

     open bitch 1 - 4

チャンピオン・クラスは1頭のみ。そして最後のメスのベスト戦は、はるばるハンガリーから来た同じ犬舎の子たちが制しました。

     Hungarian girls

ここまできたら、次はいよいよBOB戦。Best of Breed(この場合は=Best In Show)が決まります。

ドッグショー 前半戦

ずらっと並んだ大きなオスのオープン・クラスを制したのは、可愛い顔のこの子でした。まだ2歳過ぎの若いオスですが、とてもしっかりした体つきでした。

     lovey face

つづいてチャンピオン・クラスは、エントリー3頭と少なかったです。

     champions

そしてベテラン・クラス。7歳以上の犬がエントリーできます。今回はこの男の子1頭のみでした。その名もミレニアム君、2000年生まれの9歳。足元ちょっと不安もありましたが、ふつうの犬と同じようにアップダウン、ラウンドをこなして走り、リングサイドから暖かい拍手を受けていました^^

     9 year old dog

オスの各クラスの審査が終わったところで、やっとオスのベスト選出に入ります。もう一度全員並んで、ラウンド。ブリーダーさんたち、気合を入れて走ります。

     final round

オスのベスト(アイルランドではGreen Star Dogと言います)は、オープン・クラスを制したあの若い子でした。ブリーダーもジャッジもニコニコの写真撮影。犬はぼーっと立ってるけど、ご愛嬌ということで(笑)

     Best Male - Uella O'Hogan

オスのリザーヴにはパピー・クラスの子が選ばれました。チャンピオン・クラスのウィナーが入ると思ったので、ちょっと意外だったかも。いずれも健全性、歩様などはハイレベルな子ばかり。大変歩様と健全性に厳しいジャッジでしたが、リングサイドからではわからない欠点があったとかでないかぎり、最後はタイプで選んだのかなと思います。

さて、オスの審査が終わったところでしばし休憩タイム。クラブのテントではお茶やお菓子がふるまわれて、ギャラリーもほっと一息です。そしてここで、ラッフル・タイム。ショー前に販売していたチケットの当たり番号が発表されて、当った人は先着順で賞品のなかから好きな物を選べます。ラッフル・チケットを買い損ねた私ですが、なんとウリのお里のブリーダーさんが2度も当りを出して、「好きな物をもらっておいで~」とチケットを譲ってくれました(すっかり子ども扱い?笑)。おかげで私と同行のMさんと、それぞれ賞品をゲット。

     raffle item

私はクラブのスポンサーであるタラモア・デューのフラスコを選びました。ロゴ・マークがウルフハウンド♪写真左のクラブ・ショーのカタログにも印刷されている、2頭のウルフハウンドです。お酒は飲まないので飾っておくだけですが、いい記念になりました。こちらのショーではグッズ類を全然売っていないので、今回唯一のお土産です。

さあ、お茶とお菓子で一服、お土産もいただいたところで、そろそろメス・クラスの審査が始まります。長い長い後半戦はまた次回。

ドッグショー 始まり始まり~

夏でも涼しいアイルランド。行く前のお天気はずーっと最低7度最高14度曇りまたは雨。これはアウトドアのショーは寒いぞ~~と、防寒防水対策をしっかりして出発しました。が、到着翌日からピーカン晴れ続き、気温も20度を越えてアイルランドとしては真夏のお天気に。嬉しい誤算で、しっかり日焼けしました(笑)

さて、金曜のアイルランド・ウルフハウンド・クラブのショーはナショナル・ショー・センターが会場です。「国立」というわりに、建物はちょっと大きめの体育館ですが。外は一面芝生が広がり、リングと駐車場になっています。週末にFCIのユーロ・ドッグショーがダブリンで開催ということで、今年は前日金曜日にクラブのショーを設定した犬種クラブが多く、ショー・センターも全犬種ショーかと思うくらいいろんな犬種で賑わっていました。

IWクラブのショー開始は午後2時予定。リングは空いているけど、始まる気配はまったくなし・・・。

     IWCI Championship Show venue

周囲でのんびりと待つ人びと&ウルフハウンズ。お手入れもこの時間に。

     getting ready for the show

何か面白いことある~?

     Waiting for the show or...?

犬も人ものんびり~。30分経過してもこの調子。だんだんみんな首が長くなってきたぞ・・・(笑)

     Will it ever start??

ジャッジもいるし、リングは空いているし、何が問題なの?と思ったら、隣のリングが空くのを待っていたらしい。

     waiting too long!

ま、そんな待ち時間はあちこちでご挨拶に会話が弾み、それもまた楽しかったからいいか。

そしてようやく、リングをふたつつなげて広いリングができたところで、ショーの始まり~。もうほとんど3時、1時間遅れのスタート!

     finally it happend!!

さあ、ここからが長い。

エントリー数は61頭とだいたい例年なみですが、クラス分けが多いのと、審査が丁寧なのとで、日本では考えられないくらい時間がかかります。パピー、ジュニア・クラスあたりは頭数も少ないですが、オープン・クラス(日本で言うアダルト・クラス)ともなると、こんな感じでずらっと並んで・・・。

     a big class

ジャッジは一頭一頭丁寧にみていきます。厳格かつ愛情溢れる審査、という感じでした。触診、ラウンド、一通りみた後、その場で一頭一頭の審査評を口述筆記します(後日これを読むのがまた楽しいし勉強になります)。こんなにしっかりみてもらえたらいいなぁ・・・

     the judge & the dog

しかし、その分時間がかかるので、審査待ちするほうは大変です。

     waiting for his turn

大きなクラスになると、ボクはもう寝て待つよー、という子も続出(笑)

     sometimes dogs get bored...


こんな調子でショーはまだまだ続きますが、この記事も長くなってきたので、今回はこの辺で。

子ざるのふるさと

突然ですが、アイルランドのブリーダーさんに住所を尋ねると、たいてい番地というものがありません。まぁ、ちょっと田舎へ出ればどこもそんなですが。なので、住所を訊いて地図を片手に訪ねるということはできません。

子ざるのお里もやっぱり番地なし。なるべく近くまで行ってから電話をかけて道順を教えてもらい、「2つ目を右折して、墓地をすぎたら2本目の道を左で、その先の十字路を右・・・」立て板に水の勢いの長い説明を必死でメモ。右折してから、次の左折までが数100メートルなのか数キロなのかとか、まったくわからないまま、右も左も牧草地で何も目印のない道を、ともかく教えられた通りに進む。そろそろのはずだけど・・・と不安になってきた頃、発見!

ちなみにアイルランドの家は表札というものもありません。番地があれば門やドアに番地が書いてあるけど、田舎は番地がないので、知らないお宅を訪ねるのは本当に困難。幸い、子ざるのお里は門柱にこんなプレートがあったので、すぐ「ここだ」とわかりました。これを見つけた時にはホッとしましたよ(笑)

     The Calcara plaque...


子ざるの生まれた家。広々~♪家の手前も向こう側もきれいな芝生。右の生垣のさらに右には、家から直接行ける牧草地があり、犬たちの運動場になっています。

     We found the right house!

車を玄関脇に止めると、もうお迎えに出てきてくれていました。ブリーダーさんのアンさん、そしてびっくりしたことに、コレットさん夫婦まで。

ひとしきり挨拶ののち、わんこたちとご対面♪

シュクラ(アイルランド語で砂糖)とスパイスの姉妹は11ヶ月。とってもキュートでした。干してある洗濯物を引っ張って落としたり、いたずらもしてましたが(笑)

     the girls

そして、どこかで見たような??そうです、子ざるの同胎の兄弟です。今回、一番会いたかった人の一人^^

             Timo's brother

体高は子ざるとほぼ同じくらい。幅は少し子ざるよりあるかな。体型は結構違って、どちらかというとぼ~の君のほうが似ているかも。顔が一番ハンサム君でした~^^

そのあとキッチンでお茶をしていると窓の外を白っぽい子がひらひら、勢いよく走り回っている。ホーガン?と思ったら違った。また外へ出てみると

     Timo's mummy

走り回っていたのは子ざるのお母さんのアヌーナでした。あ~~~、動きが子ざるそっくり!この母にしてこの子ありなのねーと納得(笑) 7歳のはずだが、2歳児ですか?というくらい元気に動き回ってました。アヌーナに会うのはじつに5年ぶり。しっかりした体つきや足腰、すばらしい歩様もまだまだ健在でした。ちなみにこの子、体高88~89cmあります。5年前初めて会ったときの第一印象は、「お、元気のいい男の子だな~」でした(爆)明るい性格で、ショーでも活躍した素晴らしいお母さんです。お産は5歳の時の一回のみ。子ざる君を出してもらえたのは本当に幸運でした。ぶさいくだけど、大事にしますよ(笑)ありがとうね、アヌーナ。

ふたたびキッチンでお茶の続き。みんなであれこれおしゃべりしていると、「私にもビスケット~♪」と入ってきた人が(笑)ミシャは4歳の女の子、一番の食いしん坊さんです。

     She knows where to look for food!

今、アンさんのカルカラ犬舎には、上は7、8歳から下は11ヶ月まで、全部で9頭ほどの犬がいます。どの子も元気いっぱい。じっとしてなんていられない様子。アンさん自身、とてもパワフルで常に動き回っている人で、犬たちも似ているんだなとよーくわかりました(笑)

この日は子ざるのお里に泊めていただき、翌日はいよいよウルフハウンド・クラブのショーです。どんな子が出るか、楽しみ楽しみ...

               the big show is tomorrow

帰朝報告 予告編

帰ってきました、夢の中から(笑)

もうとっくに帰ってきていたのですが、膨大な写真の整理が追いつかず・・・

とりあえず予告編ということで。

行った先は・・・

     emerald island

北の海に浮かぶ緑の島

     hill of Tara, seat of sheep?

丘で羊がのんびり草をはむ・・・

北海道ではありません。


     and Wolfhounds too??

ウルフハウンドものんびり草をはむ・・・ ??

これは留守中の2匹でした。


旅の目的はこれです。

     all the way to see this...

アイルランドのウルフハウンド・クラブのショー。その翌日は、やはりダブリンでFCIユーロ・ウィナーズ・ドッグショー。さらに、子ざる君のお里訪問&滞在。

短い滞在ながら、どっぷりウルフハウンドに浸かって、新旧の友人知人との出会い、素晴らしい犬たちとの出会い、発見、etc. とっても濃くて楽しい旅になりました。

これから少しずつ報告をしていきます

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。