Wolfhound Monthly

アイリッシュウルフハウンド雑記帳

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破壊と遊び


タラはいままで飼ったのどの犬よりも遊び好きです。人と一緒に遊ぶのが好きで、「遊ぼ〜」とおもちゃを持ってきます。無視していると、それを足元に置いて別なのを持ってきます。それでも反応がないと、おもちゃを咥えたまま立ち上がって人にぐいぐい押し付けてきたり、「遊ぼ〜って言ってるのに〜!」と吠えたり(^^; ウリもティモも、これほど沢山は一緒に遊ばなかったなぁ。タラは相手をしてくれる同居犬がいないことや、とっても人好きな性格もあるのかも。

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長生きできなかった豚さん




いろいろおもちゃを持ってるタラですが、生後6ヵ月頃からどんどん破壊力が増してきまして…。それまでは柔らかいぬいぐるみも壊さずずっと遊んでいたのに、どんどん壊すようになり次々とおもちゃがゴミ箱行きに。頑丈そうなロープトイもあっさりほどけてくるし、超大型犬の子犬のパワーは半端ないですよね。ぬいぐるみの中綿を飲んでしまったり、ほつれたロープトイの長い糸を飲み込んでしまうと最悪命に関わるので、みなさまもお気をつけ下さい。

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長持ちしなかったロープトイ



そんなわけで、今現在のタラのおもちゃは簡単に破壊できないものばかりになりました。無骨で可愛げのない感じすが(笑)いつでも噛んだり遊んだりできるように、部屋に置きっぱなしにしています。

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赤より頑丈な黒コング、水色は頑丈を売りにしているTuffyシリーズなど




柔らかいおもちゃは瞬殺するので、ちょっとしたトレーニングや遊びのときに出してきて、一緒に遊んで終わったらしまうようにしています。

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この赤いボールはチビすけの時から(今でもチビっこだけど)大好き。柔らかいのに意外と丈夫で、引っ張りっこ遊びにも耐えて今まで残っています。

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5月末の写真。赤ちゃんだったなぁ。



みなさまの期待に反して?今のところ家の家具は無事です(^^) 絨毯の端っこをちょこっと噛じる程度のことはしてますが、ウリやティモのような大破壊はなし。女の子だからおとなしめなのか、それともおもちゃで沢山遊んでいるからか。はたまたこれから大破壊時代がやってくるのか??お楽しみに〜(笑)

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<追記>

TUFFYは丈夫とブログに書いた翌日・・・


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なんだか静かに端っこを齧ってるなーと思ったら!


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穴を開けて中から綿がもくもくと(^^; TUFFYもダメでした、はい。



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IWの避妊去勢手術


避妊去勢手術。Facebookの海外コミュニティなどを見ていても、定期的に「いつしたらいいの?」「すべきなの?」「気をつけることは?」といった質問が出るテーマです。先日もそんな話題が出て、そういえば自分のサイトに記事を書いてなかったなぁと、いまさら気がつきました。下記リンク先にウルフハウンドの避妊去勢手術について大切な点をまとめたので、する、しない、いつする、の参考にしてください。

https://irishwolfhoundjp.blogspot.jp/2017/08/blog-post.html

ついでに、この機会にいろいろな病気などについても目を通して、おさらいをしていただけたらよいかも。
トップページはこちらから:Wolfhounder

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成長線と歯のはなし



8月に入り、タラは生後6ヵ月目に突入。ずっと続いていたロケットのような竹の子のような成長っぷりも、少し落ち着いてきました。毎週2〜3cm、2〜3kg増えていたのが、1〜2cm、1〜2kgぐらいになった感じかな。スローダウンしても、成長はまだまだ2歳頃まで続くけれど。

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急成長も一段落。「は〜疲れたわ〜」



成長期にしか見られないものといえば「成長線」(骨端線、骨端軟骨板とも)。外見ではわかりませんが、レントゲンを撮ると大腿骨などの長い骨の両端にくっきり写ります。成長線の部分は軟らかい軟骨で、いままさに骨の細胞が増殖を繰り返し、骨が日々成長している現場。軟らかくて壊れやすいので、成長期の超大型犬は運動させすぎ注意!太り過ぎ注意!とうるさく言われるのです。成長期が終わると軟骨も硬い骨に置きかわり、成長線はなくなります。


growth plates Tara 16wk
IWの子犬の股関節と大腿骨のレントゲン。矢印が指しているのが成長線。



成長線がいつ頃なくなるか。実は骨の部分ごとに違いますし、同じ部位でもかなりの幅があります。ある研究によると、一番早い場所は3.7ヵ月、一番遅い場所は17ヵ月と、1年以上の開きがあるとか。成長に時間がかかる超大型犬では、最も遅い箇所はおそらく20ヵ月以上になるでしょう。そう考えると、ウルフハウンドの成長のあのアンバランスぶりが納得いく気がしませんか?


growth plate closure
成長線閉鎖の平均的な時期(月齢) Source: Canine growth plate closures



全ての部分が均等に成長するのではなく、あるときは胴がぐっと伸びたり、次の週にはニョキニョキ脚が長くなったり、マズルが伸びたり、首が伸びたり…。パーツごとに違う時期に育っている様子が、大きい犬だけにわかりやすいですよね。だから最終的な大人になった時の体型が、成長過程ではわりとわかりづらかったりもします。

そこで歯です。ウルフハウンドはパーツごとに育つ、つまり上顎と下顎も、上の歯と下の歯もバラバラな速度で育つもののようです。生後3ヵ月頃に正しい噛み合わせだったのに大人になったらオーバーショットだったとか、逆に子犬の頃噛み合わせがよくなかったのに大人になったらちゃんとシザースバイトになったとか。うちの犬たちをみていると、成長過程では微妙にオーバーショット気味になることが多く、大人になって正しい噛み合わせになるのがパターンみたい。


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犬の歯の噛み合わせ


下段は前歯(切歯)の噛み合わせの模式図。シザースバイト(ハサミ状咬合)では上の前歯が下の歯にわずかにかぶさるように接している。シザースバイトが望ましい。※下手な絵でごめんなさい。わかりやすく書いたつもりですが、細かな点は不正確かも。


実はウルフハウンドではこの20年くらい、噛み合わせの問題が増えていると言われています。若干のオーバーショットくらいは大したことではないですが、増えているのは下顎の発達が不十分で顎の幅が狭く、下の犬歯が内側に傾いて生えたりするために、下の犬歯が上顎の歯茎や口蓋に突き刺さってしまうケース。犬歯が刺さる部分が慢性的な炎症を起こしたり、ひどい傷になったりして、犬歯を削る・抜くなどの処置が必要になります。私は日本でこういう例を見たり聞いたりしたことはないのですが、海外でドッグショ―のジャッジをしている人たちに聞くと、多くの実例を見ていると言います。

ウルフハウンドは時間がかかるうえにバラバラとアンバランスな成長をする。そこで歯と成長の話がつながります。先日届いたイギリスのIWクラブ会報に載っていた歯の記事によると、ウルフハウンドの顎と歯の成長は生後12〜14ヵ月頃まで、遅いと18ヵ月頃まで続く。下顎の方が後まで成長し続けるので、生後6ヵ月頃に正しい噛み合わせだった犬が成犬時にレベルバイトやアンダーショットになることがある。成長期に下の犬歯が上の歯茎に若干刺さり気味になるようなことがあっても、成長とともに改善して正しい噛み合わせになることも多い。噛み合わせが正常かどうか、また歯の治療をすべきかどうかは、やはり長い成長期の終わりを待たないとわからないというお話でした。


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「なるほど〜」

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ちなみにいまのタラちゃんの歯はこんな。まだ犬歯も小さい。




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